モッシュしたい、というのも、しょせんアナーキズムの一種に過ぎず、そこから切断されなければならないということ。暴力をアナーキーに散らすのでなく、天皇制と資本主義の廃棄という正しい方向へ組織する方向へ進まねばならない。アナーキズムの誘惑がいか…

しかし、モッシュの問題が残る。モッシュの享楽だけは、否定できない。俺はもう露骨に、モッシュがすべて、音楽は手段に過ぎないと割りきって、突き進むしかないのか。

もう何年も、私はハードコアパンクの暴力性に魅惑されてきたが、その暴力性が、天皇制と親和的であることが徐々に明らかになるにつれ、身体が拒絶するようになってきた。実際、天皇大好きを公言するパンクスは多く、ツイッターなどでその手の発言に触れるた…

共産主義は労働の解放である、という観点を決して手離さないことが大事だ。働かないことが革命だなどと考えるのは致命的な堕落だ。労働は資本と国家に従属している限りで悲惨であり、革命とは、資本と国家を廃棄し、労働本来の喜びと尊厳を取り戻すことだ。…

黒沢清監督のクリーピー。キュアのような清々しいまでの完全絶望映画の傑作を期待していたのだが、そしてそうなりかけていたのだが、ラストの安易な救済で全部台無しになってしまった。

ロクヨン後編、つまらなかった。大物役者たちの暑苦しい演技合戦にうんざり。

FAKEを見た。マスコミによって固定されたイメージが異化される面白さ!ただ、ラスト12分の衝撃というのが意味不明だったんだが。

ポレポレでゴダール万事快調。シネセゾン渋谷で見て以来、約20年ぶり。あの時のモザイクは今回はなく、よかった。会社も組合も共産党も信じられないなら、徹底的に無責任で荒唐無稽な新左翼でいくしかないじゃないか。

デッドプールという映画を見たんだが、酷い映画だった。こんなものがヒットしている現実には絶望するしかない。

ヒメアノールを見たが、期待外れ。高校時代のいじめが原因であるような描き方が通俗的で、これじゃあ単なる怨恨の暴力に見えてしまう。ディストラクションベイビーズの爽快な暴力とは対極的だ。

あまり期待せずに見たロクヨン前編が良すぎて泣いた。瀬々さんは素晴らしい監督だ。

怨恨による暴力など下らない。暴力に、本来のイノセンスを取り戻さなければならない。天使の暴力?

川崎でディストラクションベイビーズ、恐るべき傑作。暴力ってこんなに爽快なものだったんだなーと、目を開かれた。否定するから、抑圧するから、それは耐え難い陰惨なもに変質するのであって、もともと暴力は爽快なものだったんじゃないか。そう、今一番必…

モヒカン故郷に帰る、ベタな物語がテンポ悪く語られていく、退屈。柄本明の怪演(とくにラストのはじけっぷり)だけが見所。

早稲田松竹で岩井俊二三本立て。やっぱりこの監督素晴らしいわー。あくせく働いているうちに忘れていたあの恋の感情がよみがえり、懐かしさで胸が締め付けられた。恋、恋、恋、それが大事。セックスなんてどうでもいいのだ。それにしても岩井監督の女優の撮…

最近いまいちな映画ばかりでイライラが続いていたが、久々に目が覚めるほど衝撃的な傑作を見ることができた。岩井俊二監督の「リップヴァンウィンクルの花嫁」だ。この狂気、この魔力、これぞ映画の力!泣きじゃくって映画を見終え、自己の感性が変容したこ…

ショック集団。こんなぶっ飛んだ傑作を見逃していたなんて!フラーの気違いっぶりにただただ脱帽。

ユーロスペースでフラー特集。チャイナゲイト、傑作。問答無用のアクションに打たれる、これぞ映画。べートーヴェン通りの死んだ鳩、ぶっ飛んだ面白さ随所にあり、クリスタラングの存在感素晴らしいが、ちと長すぎ。90分に圧縮してれば傑作だったものを。

ブラックスキャンダル、地味だがしっかりした演出で飽きなかった。スコット・クーパ―という新人監督、今後楽しみだ。禿げ頭で革ジャンのジョニデの迫力もなかなかだったが、久々にケビン・べーコンが見れてよかった。

一年で一番やさぐれるバレンタインという日にキャロルというレズ映画を見て少し救われた。表情ひとつでラストをキメるケイトが見事!相手役のルー二ーの美しさにも打たれた。とくにセックスシーンは胸締め付けられる美しさだった。

オデッセイという映画をIMAX3Dで見たんだが、前評判から期待していた変なディスコミュージックでノリノリのシーンは少なめでほとんど笑えず、といって手に汗握る展開にもとぼしく、3Dの迫力もお約束程度で、途中から退屈で仕方なかった。米中協力でめでたし…

資本主義は成長が止まれば死ぬ。死にたくなければ、どんな無理、無茶をやってでも成長し続けなければならない。その悪あがきは、もはや目を覆うほど醜悪になっているが、たとえ世界が滅んでも構わないと言わんばかりに、資本主義は無限の成長を目指し続ける…

ただもう素晴らしい!と呟いて絶句するしかないほどの傑作に久しぶりに出会った。横浜聡子監督「俳優 亀岡拓次」だ。荒唐無稽でシュ―ルな脱線に次ぐ脱線がおおらかな笑いと共に疾走する。映画の奇跡、奇跡の映画とはまさにこれ。普段はもはや笑うことも泣く…

慢性的な鬱が一時も晴れる時がないが、最近知ったダイナソ―Jr.の音楽がとても気に入って、もうちょっと生き延びれそうな気がしてきた。 シネコンが入っているおしゃれなファッションビルのような所は虫酸が走るほど嫌いだが、映画のためなら仕方ない。横浜ブ…

ユーロスペースで「階段通りの人々」。20年位前にシャンテシネで見た時ほどの大感動はなかったが、やはり好きな作品。あそこで突然バレエが始まることの驚き!

田中登特集で「人妻集団暴行致死事件」「㊙色情めす市場」。初見で期待大だったが、ほとんど感心せず。この監督あまり好きじゃない。神代の方がずっといい。

オリヴェイラ特集に行くつもりが、激混みの噂に尻込みして、近場でザ・ウォークをMX4Dで観賞。座席が動いたり水しぶきや風や香りが飛んできたり、まあ楽しかったが、あの緊張状態が2時間続くのは結構しんどくて疲れた。3・11のトラウマが癒えぬ身にあの振動…

イットフォローズ、駄作。怖くも面白くもなく、お色気も中途半端。気の抜けたコーラを飲まされた感じ。あー下らない。

昔から三隅の大ファンで、座頭市の三隅監督のものは見逃しているはずがないと思い込んでいたが、今日フィルムセンターで見た地獄旅は初見だった! これがまぎれもない傑作で、鬱を耐えて見に行ってほんとによかった。 映画で涙を流したのは久しぶり。冴えわ…

年末年始という一年で最も鬱が悪化する季節に、無性に読み返したくなった中原昌也作業日誌の中で絶賛されているTHE CRAMPSというバンドを聴き始めて、いっぺんで虜になった。精神病院ライブというのも見ることができて泣いた。これだ!精神病者を活性化させ…

昨年同様、今年の正月休みも恐ろしい鬱に取り憑かれた。天皇制の重苦しさが一年でもっとも濃密になる年末年始、窒息寸前だ。引きこもって読書に飽きたら逃げ場は映画館しかない。 元旦はイメージフォーラム(そういえば昨年も元旦はイメージフォーラムだった…

もう4度目かの神々のたそがれを、新文芸坐の大きなスクリーンで浴びた貴重な夜。希望がないことが希望である、という坂口安吾の言葉を思い出したりした。汚物塗れの絶望の3時間、なのにこの清々しさはなんだろう?これこそ絶望の果ての、信じるに足る唯一…

池袋でアレクセイ・ゲルマンの映画を2本見て、久々に満ち足りた気持ちになった。なんと天使的細部に満ち満ちた傑作であることか。こんな映画に出会えるなら、この胸糞悪い人生、もうちょっと生き延びてやろうか。

渋谷で悪魔のいけにえ。映像よりも音響が凄かった。ただ、ラストのチェーンソーの爆音などは、何もここまでしなくても、といいたくなるほど不自然で違和感があったが。まあそれを引いても、やはり傑作には違いない。恐怖だけではなく、いたるところに現れる…

やはり私は統合失調症なのか。 もう20年くらい前からそんな気がしていた。精神科を訪れたが抑鬱症状としか診断されず、その後訪れた別の精神科で私は統合失調症ではないでしょうかと言ったのに否定され、またしても抑鬱症状と診断され、服薬治療を続けたが一…

今日の休日も鬱々と引きこもって過ごすのか?いやいや、思い切って映画館に行こうとキングスマン、これがどつぼ。映画館でこんなに爆笑したの久しぶり。人をポンポン殺して爆笑させるって、さすがキックアスの監督だなー。積もり積もった人間憎悪がつかの間…

鬱自殺寸前の日々が続く。一歩手前で、いかに踏み止まるか。ますますゾンビになっていく自己を肯定できるか否かに、すべてがかかっている。肯定して、ゾンビの生を享楽し得るか。ゾンビたることに耐えられず、消えてしまうか。ギリギリの綱渡りが、続くだろ…

「薄氷の殺人」。突然現れる馬、不意に打ち上がる白昼の花火...、物語の主線から逸脱した狂気の数々に心打たれた。映画に感動するとはこういうこと。自分の中で眠り呆けていた映画獣が久々に吠えた。

昨日に続いて安藤サクラ主演「百円の恋」。面白かった。抑えた演技の新井浩文が良かった。 明日から仕事。ますますゾンビと化し影を薄め、黙々と自己処罰に徹するのみ。

正月休みの4連休。完全な孤独。うちで鬱々としているのが嫌なら、映画館より他に行き場なし。31日「マップ・トゥ・ザ・スター」。1日「ウォールデン」。本日「0.5ミリ」。いずれも傑作で心を動かされた。とくに「0.5ミリ」は、おおー!この手があったか…

被害者意識からの脱却こそ、緊急の最重要課題であると、この頃強く感じる。被害者意識に囚われている限り救いはない。被害者意識から加害者意識へのコペルニクス的転回によって、世界はまるっきり違って見えてくる。この悲惨、この不幸、この苦痛を、被害者…

無意識のエスが「それ」をやってしまうのだ。エスの「それ」=サボタージュが主体を突然襲い、主体は「それ」を後から享楽し得るのみ。職場の事故から思った事。

「うちにはもっと大きな欲がある。一人で十分いう欲や。」 「女は嫌や。女は嫌や。女にはなりたない。子供のままでいたいんや。」 たぶん10年以上ぶりに見た「大地の子守唄」はやはり泣かずにいられない傑作だった。反逆精神の固まり、原田美枝子が圧倒的…

スコリモ「ムーンライティング」「シャウト」と二本続けて見れた贅沢な日曜日。ちきしょー!やっぱり映画ってすげーなー。こんなに狂えるもんなんだなー。とくに「シャウト」の狂気には震撼。これだから映画はやめられない。廃人になっても映画館に行き続け…

この夏はつらかった。ついに死ぬかと思った。が、昨夜から急に涼しくなり、どうやら夏を乗り切ってしまったらしい。この陰惨な生には、今夏も、とどめは刺されなかった。まだまだ生きよというのか...。 フィルムセンターで「女体」。浅岡ルリ子にノックアウ…

会社で働く、ただそれだけで、魂の虐殺だ。虐殺されている、と日々感じる、この感じ方に、間違いはないはず。たんに仕事がきついとか、人間関係が煩わしいとか、そんなこととは違う次元で、人間の尊厳が踏みにじられている。資本主義という、このあり得ない…

ユーロスペースで「革命の子供たち」。2人の女革命家の美しさ。国家による処罰の無慈悲さ。そして世界のどんなテロの光景より、ちょっと映された現代の新宿の空虚さ、廃墟ぶりが不気味極まっていて一番怖かった、こんな所に人間が住めるはずがない。住んで…

「生の否定」はもううんざりだ。「生の否定」は日々の陰惨なニュースで嫌になるほど見せられているし、日々の暮らしでも吐き気がするほど経験させられている。「生の否定」に迎合している醜悪な作品など一切見たくない。私が欲するのは、ほんのささやかなも…

フィルムセンター名物の大行列、もう20年位何も変わらぬ。警備員の言いなりに並ばされ、進められ、刑務所か何かの様で苦痛だが、520円で映画が見れるのだから文句は言えないか。「爛」と「刺青」。若尾文子に酔い痴れた。それにしてもここはほんとにフ…

耐えられない。耐えられない。耐えられない。朝から晩まで侮辱に囲まれている。