ただただ苦しいだけの一日だった。救いのカケラもない。「服従して生きている人間は生き埋めにされているようなものだ。死んだ方がましだ。」という、昨日観た映画のセリフが身につまされる。まったく、こんな生になんの値打ちがあるっていうんだ?
恐ろしい行き詰まり。生き埋めにされている。違いない。だがそこでも、かすかな抵抗は、あり得るだろう。
ほのぼの家族映画だったらどうしようという不安を見事に打ち砕く反時代的作品だった。冒頭の古典絵画のごときショット、レナート・ベルタのカメラ、素晴らしや。
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