昨年同様、今年の正月休みも恐ろしい鬱に取り憑かれた。天皇制の重苦しさが一年でもっとも濃密になる年末年始、窒息寸前だ。引きこもって読書に飽きたら逃げ場は映画館しかない。 元旦はイメージフォーラム(そういえば昨年も元旦はイメージフォーラムだった…

もう4度目かの神々のたそがれを、新文芸坐の大きなスクリーンで浴びた貴重な夜。希望がないことが希望である、という坂口安吾の言葉を思い出したりした。汚物塗れの絶望の3時間、なのにこの清々しさはなんだろう?これこそ絶望の果ての、信じるに足る唯一…

池袋でアレクセイ・ゲルマンの映画を2本見て、久々に満ち足りた気持ちになった。なんと天使的細部に満ち満ちた傑作であることか。こんな映画に出会えるなら、この胸糞悪い人生、もうちょっと生き延びてやろうか。

渋谷で悪魔のいけにえ。映像よりも音響が凄かった。ただ、ラストのチェーンソーの爆音などは、何もここまでしなくても、といいたくなるほど不自然で違和感があったが。まあそれを引いても、やはり傑作には違いない。恐怖だけではなく、いたるところに現れる…

やはり私は統合失調症なのか。 もう20年くらい前からそんな気がしていた。精神科を訪れたが抑鬱症状としか診断されず、その後訪れた別の精神科で私は統合失調症ではないでしょうかと言ったのに否定され、またしても抑鬱症状と診断され、服薬治療を続けたが一…

今日の休日も鬱々と引きこもって過ごすのか?いやいや、思い切って映画館に行こうとキングスマン、これがどつぼ。映画館でこんなに爆笑したの久しぶり。人をポンポン殺して爆笑させるって、さすがキックアスの監督だなー。積もり積もった人間憎悪がつかの間…

鬱自殺寸前の日々が続く。一歩手前で、いかに踏み止まるか。ますますゾンビになっていく自己を肯定できるか否かに、すべてがかかっている。肯定して、ゾンビの生を享楽し得るか。ゾンビたることに耐えられず、消えてしまうか。ギリギリの綱渡りが、続くだろ…

「薄氷の殺人」。突然現れる馬、不意に打ち上がる白昼の花火...、物語の主線から逸脱した狂気の数々に心打たれた。映画に感動するとはこういうこと。自分の中で眠り呆けていた映画獣が久々に吠えた。

昨日に続いて安藤サクラ主演「百円の恋」。面白かった。抑えた演技の新井浩文が良かった。 明日から仕事。ますますゾンビと化し影を薄め、黙々と自己処罰に徹するのみ。

正月休みの4連休。完全な孤独。うちで鬱々としているのが嫌なら、映画館より他に行き場なし。31日「マップ・トゥ・ザ・スター」。1日「ウォールデン」。本日「0.5ミリ」。いずれも傑作で心を動かされた。とくに「0.5ミリ」は、おおー!この手があったか…

被害者意識からの脱却こそ、緊急の最重要課題であると、この頃強く感じる。被害者意識に囚われている限り救いはない。被害者意識から加害者意識へのコペルニクス的転回によって、世界はまるっきり違って見えてくる。この悲惨、この不幸、この苦痛を、被害者…

無意識のエスが「それ」をやってしまうのだ。エスの「それ」=サボタージュが主体を突然襲い、主体は「それ」を後から享楽し得るのみ。職場の事故から思った事。

「うちにはもっと大きな欲がある。一人で十分いう欲や。」 「女は嫌や。女は嫌や。女にはなりたない。子供のままでいたいんや。」 たぶん10年以上ぶりに見た「大地の子守唄」はやはり泣かずにいられない傑作だった。反逆精神の固まり、原田美枝子が圧倒的…

スコリモ「ムーンライティング」「シャウト」と二本続けて見れた贅沢な日曜日。ちきしょー!やっぱり映画ってすげーなー。こんなに狂えるもんなんだなー。とくに「シャウト」の狂気には震撼。これだから映画はやめられない。廃人になっても映画館に行き続け…

この夏はつらかった。ついに死ぬかと思った。が、昨夜から急に涼しくなり、どうやら夏を乗り切ってしまったらしい。この陰惨な生には、今夏も、とどめは刺されなかった。まだまだ生きよというのか...。 フィルムセンターで「女体」。浅岡ルリ子にノックアウ…

会社で働く、ただそれだけで、魂の虐殺だ。虐殺されている、と日々感じる、この感じ方に、間違いはないはず。たんに仕事がきついとか、人間関係が煩わしいとか、そんなこととは違う次元で、人間の尊厳が踏みにじられている。資本主義という、このあり得ない…

ユーロスペースで「革命の子供たち」。2人の女革命家の美しさ。国家による処罰の無慈悲さ。そして世界のどんなテロの光景より、ちょっと映された現代の新宿の空虚さ、廃墟ぶりが不気味極まっていて一番怖かった、こんな所に人間が住めるはずがない。住んで…

「生の否定」はもううんざりだ。「生の否定」は日々の陰惨なニュースで嫌になるほど見せられているし、日々の暮らしでも吐き気がするほど経験させられている。「生の否定」に迎合している醜悪な作品など一切見たくない。私が欲するのは、ほんのささやかなも…

フィルムセンター名物の大行列、もう20年位何も変わらぬ。警備員の言いなりに並ばされ、進められ、刑務所か何かの様で苦痛だが、520円で映画が見れるのだから文句は言えないか。「爛」と「刺青」。若尾文子に酔い痴れた。それにしてもここはほんとにフ…

耐えられない。耐えられない。耐えられない。朝から晩まで侮辱に囲まれている。

もう我慢の限界だ。人間に耐えられない。人間をやめて草になりたい。石になりたい。砂になりたい。感傷的文学的アホアホ「人間性」など糞だ。そんな糞をありがたがって嬉々としてまみれて周りまで糞まみれにしようとする「いい人」こそ極悪人だ。まったくこ…

ベロッキオの「眠りの美女」。いまいち乗れなかったが、最後の最後、あの無償のアクションがすべてを救った。やっぱり映画の魅力は物語や意味じゃない。この腐った世界の「外」に触れてしまう驚き。

ユーロスペースでパラジャーノフ「火の馬」と「ざくろの色」。一本1800円に驚いた。新作と同じ値段って高過ぎでしょ。昔どっかのミニシアターでパラジャーノフを見た時は3本立てで1500円とかだったような気がするが...。まあ色彩は綺麗だし、刺激的…

たぶん10年以上ぶりだと思う「今宵だけは」と「ラパロマ」を続けて見る事が出来た豊饒な夜。イングリット・ カーフェン という女優にとことん魅せられた。

別に休みのたびに映画館に行く義理もないんだが、うちにこもってると鬱屈して死にたくなるからついつい行ってしまう。今日はイメージフォーラムで「ポケットの中の握り拳」。高名だが見逃していた映画をやっと見れた。一部のシネフィルが言うほど大傑作とは…

久々にフィルムセンターに行ったらお爺さんばかりで驚いた。ここに限らず最近どのミニシアターに行っても客層の高年齢化が目立つ。一昔(10年位?)前までは大学生と思われる若い男女の方が多かったような気がするが、若者たちはどこに行ってしまったんだろ…

前代未聞の虐殺が進行している。魂の、人間性の虐殺。荒廃した顔、顔、顔...。もう耐えられない。

かつてアテネフランセに通いつめて小川プロの作品はほとんど見ているのだが、どうしても見るチャンスがなかった「1000年刻みの日時計」を今日ついに見る事が出来てた。ドキュメンタリーとフィクションが混ざった奇妙奇天烈な映画で面白かった。やっぱり…

性懲りもなく繰り返される、自分のバカさ、弱さ、愚かさに、腹が立ち情けなくて死にたくなる。バカは死ななきゃ治らないとはよく言ったものよ。治ったと思っても実は治ってないんだなこれが。だが、なにくそ、なにくそ、なにくそだ。泥まみれで立ち上がり、…

「収容病棟」素晴らしかった。テレビでは絶対見れない、むき出しの、人間的あまりに人間的な挙動に見惚れているうちにあっという間の4時間。特に鉄格子ごしの男女の抱擁シーンは至上。ただ、男性収容者の階しか撮れてないのが残念。女性収容者の階も撮る事…