シネマヴェーラでルビッチ「生きるべきか死ぬべきか」。待合室に貼られていた淀川さんの解説を読んですでに泣きそうだった。大好きで何度も観ている映画だが、久しぶりに観直して忘れていた細部に感心したり、やっぱりめちゃめちゃ面白かったが、最初観た時の心踊りは甦らなかった。「生活の設計」とか「極楽超特急」とか、好きで好きでたまらなかったルビッチ。今回のような形ではなくて監督特集を待ちたい。同時上映の「私が結婚した男」はつまらなかった。