注文していた安里ミゲルの2冊の詩集が届きご機嫌。「悪い詩集」は以前図書館で借りて読んだ記憶あり。「名詩、産ス名」は意外な小ささの本で、「悪い詩集」と同じくらいのボリュームが欲しかったなー。さて、じっくり読みます。

 

午後は「第二砦」と「鉄塔」の二本を観た。国家権力の無慈悲な暴力に抗する農民の魅力。やはり素晴らしい。そして小川プロは主線と無関係なノイズを取り込むのが神がかりにうまいなーとしみじみ。このノイズが単なる良作を超えて傑作たらしめている。「鉄塔」のラストでトビの男が語る所へ子供がからむタイミングの絶妙さ。