目覚めの鬱、絶望、倦怠、もう何もかも嫌だ、全部投げ出してどっか行ってしまいたいという想いは、日々強まる。しかし「どっか」はない。日本中が資本主義化、管理社会化され尽くしているのだから、どこまで行っても「嫌」「嫌」「嫌」だらけだろう。どっかに逃げるのは諦めてこの場で逃げ道を探すしかない。糞真面目に思いつめていくと自殺や他殺に落ち込みそうで怖いが、それだけは絶対避けたい。「殺」は完全なる敗北だ。「殺」が付く逃げ方は全否定したい。もっと軽く、ユーモアで、襲いかかる「嫌」を「笑」でかわしていけないものか。世界がマンガ化していくなら、ただ笑いのめしてやればいいじゃないか。