2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

渋谷で「天安門、恋人たち」。なんとも陰惨な映画だったが、主演のハオ・メイがとても魅力的で救われた。

オーディトリウム渋谷で「フルスタリョフ、車を!」。胸が悪くなるような下品な映画だが、不思議と観終わって元気になった。人生なんて所詮下品なもの、わけのわからないもの、それを肯定するしかないのだと。 チラシでユーロスペースの小川伸介全作品上映を…

結局3ヶ月も持たず禁煙解除。久々のショートピースが沁みる。あまりにもストレスが高まり、禁煙の意味が全然分からなくなってきた。こんな生ける屍状態で長生きしてなんになる?ただただ下層の労働=消費者としてくるくる回される日々に、一日も早く死んだ…

早稲田松竹でエリック・ロメール「恋の秋」「冬物語」。すでに何度か観てる映画だが、やはり素晴らしい!やや痛みの目立つフィルムだが、最近流行りのツルツルの高画質デジタル上映より、こちらのザラザラした物質感の方が好ましい。芸術の末っ子の映画。そ…

文芸坐で川島雄三「女は二度生まれる」「しとやかな獣」。どちらも好きになれなかった。悪に居直っているようなところ、どうしても苦手だ。もうこの監督を積極的に観ようとは思わない。こんなことなら早稲田にロメールを観に行くんだった。次の休みの水曜は…

ユーチューブで「散り行く花」を観て号泣。リリアン・ギッシュのしぐさのいちいちに感極まる。虐待されて笑顔を忘れた少女。それでも笑顔を作ろうと指で口を広げるしぐさの可憐さ。ああ、綺麗なプリントで、映画館で観たいものだ。 ・・・・恐ろしい暴力の時…

早稲田松竹で昨日観た2本、「ブリングリング」はアホかと言いたい駄作。窃盗に伴うスリルやサスペンスが微塵もなく、セレブの留守中に自宅に行ったら、玄関前の絨毯の下にあっさり鍵を見付けて、あとは盗み放題って...。いくらなんでもこれほど甘くはないだ…