2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

注文していた安里ミゲルの2冊の詩集が届きご機嫌。「悪い詩集」は以前図書館で借りて読んだ記憶あり。「名詩、産ス名」は意外な小ささの本で、「悪い詩集」と同じくらいのボリュームが欲しかったなー。さて、じっくり読みます。 午後は「第二砦」と「鉄塔」…

「私らは侮辱の中で生きています。」とい中野重治のある小説中の言葉がこの頃特に身に沁みる。いったいどこまで馬鹿にされ、踏みにじられ続けなければならないのか。我慢にも限界がある。 神奈川県はクソ不便な場所に運転免許試験場があり、そこで更新手続き…

私の惨状。象徴界の崩壊、現実界の露出。衣服を剥ぎ取られた素っ裸。もともと子供の頃から現実界に圧倒され、言語生活は困難だったが、生き延びるためにとりあえず仮設した象徴界も次々と崩壊、もはや仮設すべき象徴界のネタも尽き、廃人化。いや、まだその…

やったー!ワールドカップ日本負けた!気分爽快な朝!

私がもっとも憎むのは、コミュニケーションを強要されること。これだけは我慢できない。

目覚めの鬱、絶望、倦怠、もう何もかも嫌だ、全部投げ出してどっか行ってしまいたいという想いは、日々強まる。しかし「どっか」はない。日本中が資本主義化、管理社会化され尽くしているのだから、どこまで行っても「嫌」「嫌」「嫌」だらけだろう。どっか…

マルクス主義のように「労働力商品の無理」と言おうと、最近のスガ秀実のように「人的資本の無理」と言おうと、とにかくただもう「無理」なのだということを、下層労働の現場にいてひしひしと感じる。朝から晩まで無理無理無理なのだ。そして悲惨は、その無…

相変わらずの倉庫内の下っ端作業の日々。鬱屈が深まるばかりのヤケ酒の日々。 ファスビンダーと小川プロの特集が同じ建物で同時に始まり、最初はファスビンダーの方へ行く気満々だったのだが、ファスビンダー行列、小川余裕の情報に、近年ますます加速する日…

東中野の中華料理(兼居酒屋?)の唐揚げ定食の唐揚げが大きくてカリッカリで美味かった!これで750円は安い。いつもチェーン店の小さい唐揚げとかスーパーのグチョグチョの唐揚げしか食ってないので、なおさら感動。食後にポレポレで「シンプルメン」。客…

わがボロ部屋のゴキブリが増え続けている。そろそろゴキブリホイホイをしかけてみるか、と思うが、ちょっとかわいそうな気もする。人間よりもゴキブリに親近感を覚える今日この頃なのだから。人間どもときたら、「善意」の名のもとに余計な干渉ばかりしやが…

「私の男」。いろいろぶっ壊れていて刺激的な映画。善意のおせっかい焼きのオヤジ(こういうの周りにもいるよねー)を殺してしまうのは痛快。ゴミの散乱するボロアパートのショートホープとコーラと浅野忠信が、とてもいい。そして男色のシーンが一番ツボだっ…

やっと行けたバルテュス展。いやー最高に気持ち良かったー。こんなの見てしまったらもう普通の生活送れないよ、つてくらいのヤバい気持ちよさで、ニヤニヤが止まらなかった。少女をねー、こんな風に描いちゃうんですねー。もうびっくり。 その後ポレポレ東中…

世の中の空気は、どんどん悪くなる。人が人でなくなっていく.....。もう、耐えられない。ヤケ酒を浴びるしかない。 「グランド・ブダペスト・ホテル」を観た。老婆とセックスできる男、もう、これだけで勝利じゃないか。いい映画だった。

今まで一度も感動した事がなくて苦手なウディ・アレンの「ブルージャスミン」を、セレブの転落という主題に魅かれて観てしまったが、とても良い作品で驚いた。こんな丁寧で抑制の効いた演出のできる監督だったのね。見直しました。胸糞悪いセレブどもが転落…

神保町シアターという所に初めて行った。予想外にスクリーンがでかくて立派なミニシアター。大好きな相米監督なのに何故か未見だった「東京上空 いらっしゃいませ」をついに観る事ができて感動。牧瀬がとにかく素晴らしく、何度も泣いて見惚れているうちにあ…

ル・シネマで「罪の手ざわり」。期待大だったんだが.....、ちょっと違ったかな。血がバーッと吹き出たりするような、あんまり通俗的な暴力シーンは見たくないのだよ。 帰りの電車で鏡化した窓ごしにガン付けてくるクソオヤジがいて、危うく私まで「罪の手ざ…