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ヒメアノールを見たが、期待外れ。高校時代のいじめが原因であるような描き方が通俗的で、これじゃあ単なる怨恨の暴力に見えてしまう。ディストラクションベイビーズの爽快な暴力とは対極的だ。
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あまり期待せずに見たロクヨン前編が良すぎて泣いた。瀬々さんは素晴らしい監督だ。
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川崎でディストラクションベイビーズ、恐るべき傑作。暴力ってこんなに爽快なものだったんだなーと、目を開かれた。否定するから、抑圧するから、それは耐え難い陰惨なもに変質するのであって、もともと暴力は爽快なものだったんじゃないか。そう、今一番必要なのは暴力肯定の思考なのだ。世間はそんな暴力肯定を許しはしないだろう。天皇制と九条が結託して作り出す、やさしい日本人たちの差別だらけの窒息しそうな管理社会は。だが、そんなものはもううんざりだ。もう我慢しなくてもいいのではないか。暴力は爽快だ、と言い切れる地点まで、この映画と共に行ってしまえ!
黙々とひたすら暴力を享楽する主人公は素晴らしいが、何度かしゃべってしまうのがちと残念だった。断食芸人のごとく、無言を貫けば、さらに強度が増したろうに。