2014-01-01から1年間の記事一覧

アサヒスーパードライプレミアムがこれぞビールという感じの苦みと旨みで、マイブームになりそう。つまみなしでも一気に飲める。普段は発泡酒しか飲めない貧乏人だが、残業頑張った時のプチ贅沢に。

「古来男も女も、手は、ほっとくと、すぐ性器をいじり出した。気持ち良いから仕方ないが、非生産的な無間地獄じゃ。そこで手を性器から解放するために、手を使う様々な労働や遊戯が発明されたのじゃ。この起源はとっくに忘れられているがな。」

Kが乱入して勝手に冷蔵庫を開けて発泡酒を2本続けて飲んで曰く、いいかよく聞けハゲちゃびん。わしは性的欲求不満なんかに悩んでいるんじゃ全然ないぞ、逆に性の過剰に悩んでおるのじゃ。あの手この手で朝から晩まで煽られまくってもうヘトヘトなんじゃ。だ…

「母なる証明」が大好きだった監督の新作を観たんだが、うーん、失敗作だなー。この監督らしい狂気は所々出てるし、ツボ入って笑える所も多々あったんだが、強引過ぎる展開には乗れなかったなー。

ただただ苦しいだけの一日だった。救いのカケラもない。「服従して生きている人間は生き埋めにされているようなものだ。死んだ方がましだ。」という、昨日観た映画のセリフが身につまされる。まったく、こんな生になんの値打ちがあるっていうんだ?

恐ろしい行き詰まり。生き埋めにされている。違いない。だがそこでも、かすかな抵抗は、あり得るだろう。

家族の灯り

ほのぼの家族映画だったらどうしようという不安を見事に打ち砕く反時代的作品だった。冒頭の古典絵画のごときショット、レナート・ベルタのカメラ、素晴らしや。

労働の肯定

哲学の起源を読んで、アテネは奴隷制で労働が軽蔑されていたが、イオニアでは労働が尊重されていたと知り、労働者として励まされるような気がした。68年の革命後も労働の否定が流行り、ダメ連のようなものに行きついたが、それに共感を覚えつつもどこか違…

老子

孔子は昔読んだ事があるが、なぜか全然読んでなかった老子を、柄谷行人「哲学の起源」に導かれて読み始め、大道廃れて仁義あり、という言葉に感銘を受ける。大道とはイソノミアのことか。

日常の音楽化

音楽をCDやライブハウスやコンサート会場に閉じ込めて日常と対立させる事は日常の貧困化をもたらす。肝腎な事は日常を音楽化すること。世界にあふれるあらゆる音を音楽に変え得る知覚の変容。

読書の喜び

散々回り道をした挙句、結局この世には読書より楽しいことはないという結論に至った。いろいろな楽しみがあるような気がしていろいろやってみた。それぞれそれなりに楽しいこともあった。が、部屋で寝転がって好きな本を読む喜びに優るものはなかった。書を…

再び

前の記事を書いてから、また性懲りもなくライブハウスに戻り、今日、下手糞ダイバーに前歯を蹴られて歯が浮いている。折れたかどうかは分からない。しばらく様子を見てみる。わざとじゃないとは思うんだが、なんだか悪意を感じた。ここはお前の居場所じゃな…